日本航空は6日、2003年に貨物機(ボーイング747型機)で規定外の修理が施されているのが見つかり、当時の調査で真相不明とされたものの、今年に入って新たな情報提供を基に再調査したところ、真相がわかったと発表した。
アクシデントで生じた機体のへこみを整備士が勝手に修理し、会社に報告しなかったという。同社はこの整備士の社内処分を行う方針。
同社によると、03年3月、米ロサンゼルスで貨物機を整備中、委託会社が作業する汚物回収車両が機体下部に接触し、機体に長さ約23センチ、幅7センチ、深さ6ミリのへこみができた。整備士は規定にない部材で修理し、整備記録に残さなかった。同年5月、この規定外の修理が判明し、国土交通省の指導も受けて社内調査が行われたが、上司の整備責任者(すでに退職)も問題を報告せず、原因不明とされた。2人は今回の調査に「責任を感じて言い出せなかった」などと話したという。
今年1月、社内郵便で5通の情報提供の文書が送られてきたという。
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